「旅行で高知に来た時に、屋台で隣に座った方が須崎の人で、ビールをいっぱいごちそうしてくれたんです。なんていい所だろうと思いましたが、高知ではそれが普通だったんですね(笑)」そういって笑いながら話してくれた伊藤さんは千葉県出身の元気で明るい女性。その時の旅行での出来事と食べ物の美味しさがきっかけで須崎に移住を決意されました。

 

―――現在お住まいの多ノ郷地区の住み心地はいかがですか?
 
「不便さは感じません。お酒を飲みに行ったりするので列車も使えるところに住みたかったんです。通勤は車を利用するので国道沿いのこの地区に住もうと思いました。」

 

伊藤さんは千葉県に住んでいたときから”タヒチアンダンス”を習っており、高知でも続けたいと高知市内にあるダンススタジオに通っています。そこのチームがよさこい祭りに参加することになり伊藤さん自身も初参加。高知の夏を楽しんだそうです。よさこい以外にもシーカヤックをしたり海外に行ったりとアクティブな伊藤さん。

 

「千葉の地元ではできないことを高知に来てやっています。もともと海は好きじゃなかったんですが、ここの海なら入れます(笑)。海外に行く時は不便ですが、引越してきてから他の移住者の方との交流も楽しいし、お友達もできました。高知の自然と食を満喫しています!」
 
(取材:2017年2月)