「東京へは進学を機に。卒業後は介護の仕事へ就職し、一日中働き、家には眠りに帰るだけという家と仕事の往復が毎日の繰り返しでした。休日も仕事へ向けての体力温存という感じで人と遊ぶことも無く、ずっと寝ていました。(笑)」
東京での生活を一つ一つ思い出しながら話してくれた町田彩さんは、高知市出身の25歳。須崎市へは地域おこし協力隊をきっかけに移住してきました。
「大学4年の時に東日本大震災が起きて、人のためになることをしようと思ったんです。それが前職の介護の道でした。けれど現場はとても過酷でした。疲れは溜まるし重労働もあるので腰も痛めるし。なによりも若さを吸い取られた感じで、当時はすごく老けこんでしまったような気がしていました。」
介護という仕事にやりがいを感じつつも、自身の体力の限界を感じていた彩さん。実家のある高知へ帰りたいと思っていた矢先、須崎市でご当地キャラクターと一緒に須崎をPRする地域おこし協力隊の募集を見つけました。
渋谷で開催された相談会に赴き、その後協力隊に応募。順調に選考が進み、2014年の4月から晴れて須崎市の地域おこし協力隊となりました。
「もともと2013年のご当地キャラブームぐらいから、ふなっしーや大崎一番太郎のキャラクターが好きになり、都内で開催されるキャライベントなどにも参加してきました。そんな中、須崎市のキャラクターである“しんじょう君”に出会ったんです。」
キャラクターの話になると、一気にイマドキの子という感じでパワーが出てくる彩さん。目をキラキラさせながらご当地キャラクターについて話をしてくれました。
 「須崎は元々曾祖母が暮らしていましたから、知っている土地ではありました。ルーツがあるし、知っている土地のPRをする仕事なので、お手伝いできるのではと思い応募したんです。もちろん、しんじょう君と働けることにも魅力を感じました。」
 現在は、しんじょう君とともに県外へイベントに出ていったり、しんじょう君の活動の事務作業をしたりと忙しい日々を過ごしています。2014年の9月には「ご当地キャラクターまつりin須崎」が開催。その際、様々な仕事の調整にたずさわり、いろいろなことを学んだと言います。
 「行政という職場で、須崎市の素晴らしい人柄やわきあいあいとした環境で仕事をさせていただき、とても勉強させていただいています。最近では、任されることも増えてきたので、やりがいを感じています。」


 介護から、全く違った分野の仕事に転職した彩さん。須崎での暮らしについて尋ねてみました。
「もともと高知市出身なのですが、高知市はある程度高いビルもあるし、都会から見たら田舎だけど、実際には高層ビルもあるし道も広くて、田舎という感じではないです。そういった点からみると、須崎は自然も揃っているし食べ物もおいしいし、高知県内で暮らすなら須崎が良いなと思います。海岸でのんびりと釣り糸を垂らしている釣り人をみるとなんだか落ち着きます。ただ、須崎より田舎になると、お店が無さそうですよね。がっつりと田舎暮らしをしたいわけではないので、須崎はある意味田舎の限界地点と言いますか。(笑)」
ほどよい田舎。須崎市はそういった表現がとてもぴったりの場所です。まだまだ買い物や遊びに出かけたい年頃の女性にとっては 生活に困らない場所であり心に余裕を持って暮らせる場所なのかもしれません。
「洋服などの買い物はやっぱり高知市内に行っちゃいます。でも今はネットショップも普及しているので、住む場所を選ばず、好きな服や欲しいものが手に入るのは良いですよね。車の運転免許も持っていたけれど、東京では乗らない。でも、須崎に来てからはやっぱり自転車だけでは辛いです。列車も本数が少ないので、出かけるにもネックっていうのはあるかもしれません。だから車に乗り始めました。これで実家にもすぐ帰れるし、行動範囲も広がります。」
田舎のちょっとしたネックもクリアし、現在は須崎での暮らしにも慣れてきた様子の、町田さん。今後移住を考えている人に対してのアドバイスを聞いてみました。
「須崎はとても良い場所です。移住に対してウェルカムな気風があるし、人がとてもアットホーム。相談できる窓口があるし、ショートステイもできます。ぜひ、そういった窓口や施設を利用して、移住を検討してもらえたらと思います。」







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