お魚の分野で先を見つめ成長し続ける、とっても笑顔の素敵な社員さん達がいる会社、小島水産有限会社さんは、須崎市と土佐市の市境近く、浦ノ内湾に面する場所にあります。
 

この会社は、現社長のお父様が33年前に運送業を始めるところから事業をスタートされました。
競合する商売は疲弊していく、という考えから、常に他社の先駆けとなる分野を考え、時代の変化に柔軟に対応する事業を展開してこられました。
 
現在主力の、魚をさばいてフィレにして出荷するという事業は、魚を購入してくれていた東京の飲食店から、「アルバイトさんたちは魚をさばけないから」という声を聞いたところから考えられたそうです。
 
 
世間では「魚離れ」と言う言葉が使われて久しいです。
でも、これをマイナスとだけ捉えずに、既存のお客様からの細かい注文に応えることにより、今まで以上に満足していただける商品のお届けをする体制を作る事と、更なる購買意欲を持っていただけるように魚種を増やすという方向性を取り、日々、社長を筆頭に社員さんが一丸となって頑張っておられます。
 
常に新しいことに挑戦していく、という社風を実践されてきた結果が、
「社員有給取得率100%」
「仕事内容と勤務時間は本人希望を優先して決める」
だそうです。
 
特に、有給取得率100%にはびっくりして、思わず「100%ですか!!」と聞き直してしまいました。
お話を聞かせてくれた小島佳奈さんは、「週休が少ないから有給取らないとみんなが連休とれないから、当たり前の事なんだけどね。」とおっしゃられていましたが、世の中を見回しても決してそんなことは無いと思います!
仕事内容に関しても、出来る事、やりたい事、苦手な事を先に伝えてもらい決めるそうです。
 
社員の皆さんの事を思い、大切にして、そして、社員の皆さんも自分のために、会社のために働く。
この良いスパイラルが実践されている会社だからこそ、成長し続けているのだと感じました。
 

 

 
作業場では、70代のお姉さんが手際良く魚を捌き、外の生簀では20代の若いイケメン男子が黙々と作業をしていました。
声を掛けさせて頂くと、社員の方全員がこちらの3倍の笑顔であいさつをしてくれます。
「昔は会社の雰囲気が悪く大変だった時もあるんですよ。」と佳奈さんは教えてくれました。
「でも、だんだん変わって良くなりました。仕事は暑い寒いしんどいけど(笑)。」
 

 
お魚を扱うので、確かに楽なお仕事ではないかもしれません。
でも、社員の皆さんと一緒に作業場でお仕事をされている佳奈さんの20歳の娘さんから、「人が本当に大切ですから!」という言葉を、素敵な満面の笑顔で言われると、ちょっと感動してしまいました。
 
今、小島水産さんは、更なる事業拡大のために一緒に頑張っていただける方を大募集しておられます。ハローワークの募集条件だけを見ると、あまり魅力的に感じられないかもしれません。
でも、そこからはわからない良さがたくさんある会社です。
お給料も、1年後にはびっくりするくらい飛躍的にUPする方もたくさんいらっしゃるそうです。
それは、小さい会社だからこそ、「社長が本当に一人一人を見ている」からに他なりません。
頑張ってくれる人には会社も頑張って対価を支払う。小島水産さんはそんな心意気の会社さんでした。
 
やりがいを求めている方、会社生活で何か違うかも…と感じている方、せひ、小島水産さんでお話を聞いてみませんか。仲間と頑張れるって本当に幸せですよ。