浦ノ内にある薪ストーブ専門店『おのストーブ』さんに行ってきました。
 
浦ノ内湾の景色が左手に見える、ゆったりとした佇まいの中に、おのストーブさんはあります。
 
おのストーブ16
 
ホームページに記載されていた丁寧な道案内のおかげで、The方向音痴の私も無事に到着することができました(^^)工房の前の道には、こんな素敵な看板が♪
 
おのストーブ14
 
看板の先には、小野さんご夫妻と広報担当のトニー係長(ダックスフント、12歳)があたたかく迎えてくださいました。
 
ご自宅を案内していただき、早速、薪ストーブとご対面。
 
おのストーブ1
 
パンフレットやホームページでは何度も見ていましたが、実物を見ると、その存在感や丁寧に作られた仕上がりに目が釘付けになりました!
 
ご主人は、名作ドラマ『北の国から』の大ファンで、いつか自分の手で家を建てて、その家には薪ストーブを置こうとかねてから思い描いていたそうです。確かに、北の国からで見たようなあたたかな雰囲気を感じますね~。
 
そして、小野さんの薪ストーブへの熱い想いは、ご自身が生まれ育ったこの高知県とも強くつながっています。それは、高知は県土の84%が森林という日本一の森林大国だということ。
 
一般的に、薪ストーブには、広葉樹の木が向いていると言われていますが、高知県では、森林の大半が針葉樹(桧や杉など)です。
 
森林が豊かに育つためには、混み合ったり重なり合っている木々を間引いてあげる間伐という作業が必要です。でも、その手入れによって出た間伐材は、全てを利用しきれず、山にそのまま放置されることも多いとか。
 
そこで、おのストーブさんの薪ストーブは、この間伐材を利用して使える、薪の種類を選ばないものを理想として、何度も設計からテストを繰り返し、実現しました。
 
お話を聞いていて、この薪ストーブへのこだわりをひしひしと感じました。そして、おのストーブさんの薪ストーブは、機能面だけじゃなく、デザインもすごいこだわりが詰まっています。
 
“あたたかで、新しいのにどこか懐かしい“それが小野さんが理想とするデザインです。
 
部品は一つひとつを丁寧に手作り。ひとつの部品を作るのに、時間もかかりますが、一切の妥協をせず、納得のいくものを届ける姿勢が本当に素晴らしいです。
 
ところで、昨年の冬はみなさんどう過ごされましたか?私は高知に移住して初めての冬でした。11月にストーブを購入し、冬が本格化するごとにストーブへの距離が近づき、主人から注意される毎日でした(笑)
 
そう、南国高知といえども、冬は寒いんです!!でも、なんと小野家では、半袖&短パンでの毎日だったとか。
 
薪ストーブは家そのものをあたためてくれるので、ストーブの近くから動けないとか、こたつから出られないといった、冬特有の家での行動範囲が狭まるっていうことがないそうです。冬でもおひさまのぽかぽかしたあたたかさを実感できる、冷え性の女性にはこれだけでグッときちゃいます。
 
それに、薪ストーブの良さといえば、炎にあります。オレンジや赤、黄色、ゆらゆらゆらめく炎の姿は、つい見入ってしまいますよね。炎って身体が温かくなるのはもちろん、心も温かくしてくれるんですね~。
 
それを物語っているのが、おのストーブさんに薪ストーブをオーダーしたみなさまは、必ずと言っていいほど、薪ストーブが置いてある部屋が冬の家族団欒の場になるそうです。そして、驚くなかれ。お客様の満足度は驚異の98%!!!
 
初めての薪ストーブでの冬を過ごされたお客様は、春が来ると寂しさを感じ、冬の訪れが楽しみで仕方がなくなって
しまうんだとか。
 
おのストーブさんでは、オーダーからメンテナンスまでトータルでサポートされている、他にはない専門店さんなので、お客様の安心感も抜群ですよね。
 
これも高い満足度に繋がっているんだと感じます。
 
お話が尽きない中、次は工房にご案内していただきました。
 
薪がいっぱいあります。
 
おのストーブ9
 
おのストーブ3
 
こちらは、新作のロケットストーブです。組み立て式で、収納にも場所をとらず、キャンプなどの場所を移動しての利用もできるすぐれもの。
 
2011年3月11日に起きた東日本大震災では、ファンヒーターや電気ストーブなどが使えなくなった時でも、薪ストーブは何の不自由もなく使えたことから、昨今は防災面でも評価が高い薪ストーブ。
 
ロケットストーブに続いて、控えているのが、こちら。
 
おのストーブ17
 
シンプルイズベストな佇まいがまたしても素敵。
 
今流行の古民家にもってこいの薪ストーブです。
 
注目なのは、お釜を置いてご飯を炊けることなんです。
 
お釜で炊いたごはんは、格別な味わいだそうです。小野さんご夫妻はこちらで炊いたご飯を口にした時、あまりの美味しさに一言も口を聞くことなく食べ続けてしまったそうですよ。
 
訪問したのはしっかりランチを食べた後にも関わらず、私の止まることのない食欲が刺激されてしまいました。
 
今回の訪問では、薪ストーブの素晴らしさはもちろんですが、それを誠心誠意を込めて作られている小野さんご夫妻のあたたかさを実感できました(*^_^*)
 
おのストーブ11
 
今年、薪ストーブであたたかな冬を過ごすならこの時期から動き始めるのが最適だそうです。
 
薪ストーブに興味を持たれた方は、一度おのストーブさんにご相談されてみてくださいね。
 
やさしいご夫妻が対応してくださいます♫
 
おのストーブさんの詳細はこちら♪⇒おのストーブ公式ホームページ